子どもに合ったシッターが見つかるか。
「うちの子、人見知りが激しいのですが、シッターさんが見つかるでしょうか?」
よくこのようなお問い合わせをいただきます。
誰でも自分の子どもに一番合うシッターを紹介して欲しいと思います。
初めてシッターを利用する時は本当にドキドキすることでしょう。
あまりにすぐにシッターが決まってしまうと
「よく探してくれたのかな?
誰でも良いから空いている人があてがわれたのかな?」
と考えてしまうこともあるでしょう。
シッターがなかなか決まらない場合は
「ちゃんと探してくれているのかな?
忘れられていないかな?」
とこちらもまた考えてしまいます。
どうぞ安心してください。
JBSのコーディネーターは空いているシッターをむやみにあてがうこともしませんし
ご依頼を忘れてしまうこともありません。
私たちはお客様とやり取りをしながら
「お客様の本当のご希望はどんなことか」を考えています。
おやご様がお話いただいた内容を、言葉の意味や、字面だけの意味でとらえることなく
本当の気持ちを汲み取りたいのです。
不安な気持ち、心配な気持ちは誰にでもあるはずです。
「どんなことが不安なのか、どこが心配なのか」
を考え、問題を1つ1つお客様の心から取り外していきたいのです。
人見知りは成長の証
人見知りは発達の過程の1つです。
人見知りの期間を通り過ぎるまではお父さんの顔を見ても
泣いてしまうことさえあります。
人見知りを乗り越えるまでには時間が必要です。
そっと見守ったり、楽しく気分をそらしたり
シッターの方も時には空気のように、時には快活に関わりながら
何度も何度もあきらめずお伺いし、お子さまの性格を知り、行動分析し、
お子さまに慣れていくための時間が必要なのです。
最初のうちは、おやご様も、お子さまも、シッターも
お互いに忍耐が必要かもしれません。
どうかシッターについて一度のお伺いであきらめないでください。
お願いします。
いつか必ず。
「人見知りの子が楽しく遊べるようになりました。」
いつかこんなお話をお聞きできれば、私たちにとってこんなにも嬉しいことはありません。
おやご様と話し合いながら、お子さまが成長の階段を1段1段上っていく姿を見つめていきたいと思います。
2021/7/26 吉川 千穂