JBSブログ

2019.06.11 研修報告

シッター研修後のディスカッション

5/16(木)「事故の予防と応急手当」

こんにちは。JBSよし川です。

5/16(木)9:45~11:45
JBS研修室で、助産師 吉田敦子先生による「事故の予防と応急手当」のシッター研修を行いました。
このお時間にシッティングが入っていないシッターさんが20名以上お集まりになり、活気のある研修会となりました。
乳幼児の発達段階における安全上の注意、受診の目安、傷病別の応急処置の仕方など、詳しく解説して頂きました。
中でもシッターさんにとって印象に残った吉田先生の言葉は、「事故の予防は環境整備が重要であること」「気を付けている、だけでは事故は予防できない」という言葉でした。
この現場で、この子の発達段階で、どのような事故が起こりうるかを想像するには現場と子どもの観察が必須です。特に子どもの発達段階は年齢や月齢で判断せず、しっかりと子ども自身を観察し、今どの段階なのか、何ができて何ができない段階なのかを把握することが大変重要であることを教えていただきました。
そして最後に「子どもが転んだり、つまづいた時、自分で両手をついて自分の体を支えられれば顔を打ったり、歯を打ち付けたりすることはなくなります。
日ごろから子どもがしっかりと自分の体を使えるような遊びをたくさんすることがシッターさんの役割の一つかもしれません。」と教えていただき、遊びを紹介して頂きました。

シッターさんたちは皆、真剣にメモをとり、自分のシッティングに取り入れるよう努力してます。

研修後のディスカッション

今年度から研修後の30分間でシッターさん同士のディスカッションを行うことに致しました。
今回のテーマは「自分の子育て中にしてあげたかったこと、出来なかったこと。」

3人一組でのディスカッションです。こちらもとても盛り上がり、30分ではとても時間が足りないほどでした。

・子どもの良いところをもっと言葉で伝えてあげれば良かった。
・もっと抱っこしてあげれば良かった。
・もっとたくさん褒めて自己肯定感をつけてあげたかった。
・子どもの習い事や食べ物のメニューなどを自分が決めてしまった。今になって主役は自分ではなかったのだと反省している。
・もっと余裕をもって接してあげたかった。
・自分の感情に任せて子育てをしていたと今になって感じる。
・子どもにもっと色々な経験をさせてあげたかった。
・メモで子育てを記録しておけばよかった。
・「ちょっと待ってね。」ばかり言っていた。

子育ては誰もが初めてのこと。
している時は誰でもただただ一生懸命です。
あとになってわかるということは、それだけ子どもに育てられたということかもしれません。

JBSよし川

3人グループに分かれ、ディスカッションをしました。