優しく穏やかで、準備段階の努力を怠りません。
お伺いしたお客様とは、たいてい長いお付き合いになる船戸さん。「シッターの仕事って、もう一人の人生を一緒に歩めるとても素敵なお仕事。」と感じています。
「25年前に船戸さんにお世話していただきました」という方がママになり、また船戸さんをご指名するためにご連絡を下さったエピソードは、船戸さんの温かいお人柄ならではのお話です。
シッターを卒業したお子様から誘われて、おやご様と一緒に高校の文化祭にお邪魔したり、おやご様からお子様のスポーツでの活躍のお話をお聞きしたりするそうです。お子様のご成長を長い間、ご両親と共に見守ってこられた第二の母としてのお話をお聞きすると、本当にシッターのお仕事が大好きな様子が感じられます。
子ども達には「トイレの神様、お風呂の神様、公園の神様とそれぞれの神様がみんな子どもを見守っている」というお話をするそうです。このお話をするとトイレをきれいに使う事、お風呂に嫌がらずに入ること、時間になったらおうちに帰ること、というように、子供が自ら考えて良い行動ができるようになるそうです。
シッティングの前日には準備を怠らない船戸さん。ご自宅への行き方や所要時間はもちろん、直前まで電車の遅延情報を確認し、1時間前には最寄りの駅に到着するようにしています。「直前に交代することができない仕事なので絶対に穴を空けられない。電車遅延と体調不良が一番怖い。常に情報確認と体調管理を心がけています。」それは船戸さんが過去に経験した大きな失敗からくるものだそう。「1度だけ、自分のスケジュール表に書き忘れ、穴を空けてしまったことがあります。レギュラーで何度もお伺いしているお客様でした。お客様にはお詫びしてもしきれない気持ち。」お手紙を書いて菓子折りを持ってお詫びに行ったそうです。苦い経験から「何度もお伺いしているお客様ほど、今もとても慎重に注意を払っています。」
「一期一会のスポットのご依頼も楽しみですが、レギュラーのご依頼にこの仕事の醍醐味を感じます。おやご様と共にお子様の成長をずっと見せていただけるから。」船戸さんのプロフィールはこちら
楽しいエピソード
スポットで何回か伺ったことのある5歳の女の子。自然発生的にお子様の歌とダンスのショーが始まり、それはそれは楽しい時間でした。お子様が自分で作った即席のステージに乗り、自作自演のダンスと歌。声を張り上げ、全身を使っての表現。あと1~2年経つと恥ずかしさや、うまい下手に気持ちが働いてしまいますが、この時は彼女の生き生きとした生命力、表現力に圧倒されるばかりで感動!!他のお部屋で家事をしていたお母様も飛んできて、ニコニコと観客の一人に加わって下さいました。
とても誠実なお人柄の船戸さん。船戸さんのシッティングを希望される方はご連絡下さいませ。お申込みはこちらへ 2021/6/21 吉川 千穂